ボトックスとは?どんな効果があるの?ボトックスに関する基礎知識です。
ボトックスは2002年4月、アメリカの食品医薬品局(通称FDA、日本の厚生労働省にあたる)で、しわ治療のために正式に認可されています。
ボトックスは、日本では眼瞼痙攣(まぶたのけいれん)、顔面麻痺、痙性斜頚(自分の意志とかかわりなく、首が一方に傾く病気)の治療にも使われています。
筋肉は神経伝達物質アセチルコリンの作用によって動きます。ボトックスを注入すると、このアセチルコリンの分泌を阻害し、一時的に筋肉自体が収縮できなくなります。ボトックスによる治療は、この働きを利用して、しわを消そうとするものです。治療は、しわの原因となっている筋肉を明らかにし、数ヵ所にボトックスを微量注入します。効果は3~4日後ぐらいから出始め、4~8ヶ月持続します。1年に2回を目安に続けていくことをおすすめ致します。
例えば、眉間のしわは、軽度のものであれば、ボトックス注射でほとんど消失します。何もしなければ、しわは確実にどんどん深くなり、いざ治療をうけても効果が劣ることがありますので、できる限り早めの治療をお勧めいたします。
年齢とともに皮膚の緊張が低下してくると、眉をしかめることにより作られたしわがそのまま癖となってもとにもどりにくくなり、ついには何本かの深いしわとなり、いつも残っているという状態になります。こうなってしまうと、メイクで眉間のしわを消そうと思い、ファンデーションを厚く塗ってもファンデーションが、ますますしわの中に入って余計に目立ってきてしまいます。額、眉間のしわには、どのような治療法が適しているのか、しわの原因を診断することから始めます。しわが筋肉の動きによってできているのか、それとも皮膚の緊張が低下して、眉をしかめなくても癖になって残っているのか、その原因を診断する必要があります。
眉をしかめるときに気になるしわであれば、不必要な筋肉の動きを弱めるボトックス注射が効果的です。
ボトックス注射は、的確な部位に注射をすることが重要です。正確な筋肉の走行を充分理解していなければ、眉の中央が下がって怒ったような表情となったり、ボトックスの注射は受けたけれども、しわには思ったほど効果が出なかったりということが起こりえます。経験豊富な当院のドクターであれば、解剖学的な判断に基づく治療が可能です。